白菜ミルフィーユ鍋
白菜のミルフィーユ鍋をヴィーガンに!鍋料理のイメージが強いですが、冷たくしても美味しいので、暑い夏のさっぱり料理としてもおすすめです。
白菜のミルフィーユ鍋には通常豚肉の薄切りが使われていますが、油揚げを使いヴィーガンにします!油揚げは、少し入れるだけで何でも美味しくなってしまうので、私はヴィーガン界のベーコンのような存在だと思っています:)
油揚げは、ざるの上でお湯を両面にかけ、油抜きします。ミルフィーユにしやすいように、半分または3分の1に切ります。
長ねぎは斜め薄切りに、しょうがは皮を剥いて千切りにします。
白菜を寝かせたら、数枚をめくり、油揚げ、長ねぎ、しょうがを入れます。また、数枚めくり、油揚げ、長ねぎ、しょうがを入れる、を繰り返します。
白菜に垂直になるように、4cmほどの大きさに切ります。
お鍋の中に、レイヤーが上を向くように、詰めていきます。
上に塩麴をのせ、準備完了です。ストウブなどの無水調理ができるお鍋をお使いの場合は、ふたをし、中火で中がふつふつとするまで熱したら、弱火にし、30分煮込みます。通常のお鍋をお使いの場合は、酒または水1/4カップを入れ、ふたをし、弱火で30分ほど煮込みます(煮込み過ぎると、水分がなくなり鍋底が焦げ付いてきますので、注意しながら調理してください)。
今回は、塩麹を白菜の上に乗せたのですが、油揚げなどと一緒にレイヤーに入れてしまった方が、味が均一になるかなと思いました。
白菜、油揚げ、ねぎ、しょうがと材料は本当にシンプルなのですが、白菜から出た水分にそれぞれの味が染み込み、極上の出汁になります。お好みで醤油を少し加えてもいいですし、唐辛子パウダーを加えて韓国風に、スパイスを加えて中東風にしてもいいですね。お肉不使用でさっぱりしていますので、冷めても美味しく、暑い夏の間は冷菜としても楽しめます!