
今日は、思わずわぉ!と言ってしまうサラダを6品ご紹介します。
サラダはつまらない、飽きやすいというイメージがありますが、少しの工夫、少しの手間で、レストランで出てくるようなサラダをお家で作ることができますので、是非お試しいただければと思います。
基本のレストランサラダ

シンプルなのにレストランで出てくるような美味しいサラダをお家で作るコツをご紹介します。
- ベビーリーフミックスは、いろいろな種類の野菜が入っていて、見た目がよく、食感も柔らかく美味しいですが、お値段がお高めなので、普通のレタスでかさ増しします。
- レタスは、ひねってちぎると断面が潰れてしまい、包丁で切ると断面がシャープになって、食感が悪くなるので、手で一口大に丁寧にちぎっていきます。
- 葉っぱ類をお水に浸します。この時に、冷水でもいいですが、40~50℃のぬるま湯を使うと、しなっと元気がなくなってしまった葉っぱもしゃきっと生き返るので、是非お試しください。
- 葉っぱ類をよく水切りします。サラダスピナーを使うのが簡単ですが、ない場合は、ざるを2つを合わせるようにして水切りすることもできます。
- 水切りが出来たら、スピナーの中のお水を捨てて、そのまま冷蔵庫で食べる直前まで冷やしておきます。
- 今回のサラダには、主役を引き立てる2種類の食材を用意しました。柔らかい葉っぱにクランチーな食感をプラスしてくれるくるみは、包丁でざく切りにします。くるみの代わりに、アーモンドやカシューなどのナッツやシーズ類を使っても美味しくできます。
- オレンジは、包丁を使って、おしりとてっぺんを切り落とし、皮を丁寧に剥きます。薄皮に包丁をあてるようにして、果肉を切り出します。オレンジを入れることで、彩が鮮やかになって、自然の甘味が加わります。オレンジの代わりに、いちごなどのフレッシュフルーツを入れてもいいですし、レーズンやアプリコットなどのドライフルーツを入れても美味しいです。
- 食べる直前になったら、葉っぱ類を冷蔵庫から出し、大きめのボールに入れます。
- まずは、葉っぱをオイルでコーティング。オリーブオイル小さじ2を回し入れます。葉っぱに直接オイルをかけると、かかった部分だけがべたっとしてしまうので、ボールの側面にのせるようにします。
- 手を使って、葉っぱの一枚一枚がオイルで均等にコーティングされるようにふわりと混ぜ合わせます。ドレッシングは、たれ、ソースではなく、お野菜をドレスするもの、まとわすものです。優しくコーティングしていきます。
- 次に、塩をふたつまみ、なるべく葉っぱに均等にかかるようにふりかけ、手でふわりと混ぜ合わせます。塩は、さらさらのもの、しっとりしたもの、乾いた粗塩など、いろいろな種類があり、海水の塩の他に岩塩もあります。いろいろな塩を試して自分のお気に入りを見つけるのもいいですし、食材に合わせて塩を変えるのも通な使い方ですね。
- 次に、お酢小さじ2と粒マスタード小さじ2をボールの側面に入れます。お酢は、米酢を使いましたが、お酢もワインビネガー、リンゴ酢、バルサミコ酢、シェリービネガーなどお好きなものを使って大丈夫ですし、レモン汁などの柑橘類の果汁でもいいですね。
- くるみとオレンジを入れ、ゴムベラなどで優しく和えるように混ぜ合わせます。混ぜ過ぎると葉っぱが傷ついていき、オレンジからどんどん果汁が出てきてしまうので、4~5回を目安にさっと混ぜます。
- ベビーリーフとレタスをお皿にふわっと盛り付け、オレンジを添えれば完成です。
基本の和風サラダ

基本の和風サラダドレッシングは、醤油大さじ1、味噌小さじ1、米酢大さじ1、油大さじ1を混ぜ合わせて作ります。油は、私はえごま油を使いますが、米油、ごま油、オリーブオイルなどお好みのオイルを使ってください。
今回は、豆腐、長芋、わかめをドレッシングで和えて、洗って水切りしたレタスの上にトッピングして和風サラダにしました。レタスもドレッシングであえてしまうとしなっとしてしまうので、私はドレッシングであえたトッピングをレタスに絡めながら食べるのが好きです。
梅干し和えサラダ

酸っぱいものが無性に食べたくなったら、梅干しドレッシングがおすすめ。梅干し2~3個の種を取り除き、包丁でペースト状にします。醤油小さじ1/2、米酢大さじ1、油大さじ1を加え、よく混ぜ合わせます。
大根を千切りにして、ドレッシングと合えます。大根は、細い千切りにすればよく味が使ってマリネのようになりますし、太めの千切りにすれば、歯ごたえのあるサラダになります。あとは、お好みの葉っぱの上にのせます。レタスでもいいですし、水菜もよく合いますが、今回は、豆苗を使って、たんぱく質をプラスしました。
野菜ロースト胡麻和えサラダ

少し時間に余裕がある時は、野菜をローストするひと手間をプラスしたサラダはいかがでしょうか。今回は、根菜をローストしました。
オーブンを200℃に予熱したら、ごぼう、にんじん、れんこんを乱切りにしていきます。その時に冷蔵庫にある固いお野菜で作れ、じゃがいも、さつまいも、カリフラワー、かぼちゃ、セロリアックなどでも美味しくできます 。
お野菜にこめ油と塩少々をふりかけ、手でよくコーティングし、200℃のオーブンで20~25分ローストします。オーブンの代わりに、無水調理なべを使ってローストしても大丈夫です 。
醤油麹大さじ1、練りごま大さじ1、すりごま小さじ1、米酢大さじ1、こめ油大さじ1を合わせ、よく混ぜ合わせます。ローストしたお野菜をドレッシングで和えます。
このままでも美味しいのですが、葉物のお野菜、春菊を足してサラダにします。柔らかい葉っぱ部分は、適当な大きさに切り、固い茎は細切りにしたら、根菜と和えます。春菊は、レタスなどに比べて、固めでしっかりとしたお野菜なので、ドレッシングでしっかりと和えてあげます。火を通していただくことが多い春菊ですが、ごまのしっかりとした味付けのドレッシングと合わせると特有の香りが引き立って、とても美味しいサラダになります。
ひよこ豆のエスニック風サラダ

私は普段、和風サラダで豆腐、豆苗、ごまをプラスしたように、サラダを食べながらも、たんぱく質を確保できる食材を加えるようにしています。たんぱく質の確保に便利なのは、お豆で、私は缶詰や乾燥の豆類を数種類常備しています。茹でたお豆をいつものサラダに加えるだけでボリュームもアップして、それだけで食事になるようなごちそうサラダになります。
ひよこ豆を使ったエスニック風サラダは、しゃきしゃきしたお野菜にスパイスが香る食べ応えのあるサラダです。きゅうりとセロリをなるべく大きさを揃えて、小さな一口大に切っていきます。茹でたひよこ豆1カップと合わせ、レモン半分を絞り入れます。にんにく半かけをおろし入れ、練りごま小さじ2、クミンパウダー少々、コリアンダーパウダー少々、塩少々、オリーブオイル小さじ2を加え、よく混ぜ合わせます。そのまま食べても美味しいですし、ピタパンなどにはさんで食べるとそれだけでランチになりますね。
もち麦ブラックビーンズのメキシコ風サラダ

ワンプレートディッシュのようなボリューム満点サラダです。まずは、サルサドレッシングから。トマトは、種をスプーンなどで取り除き、賽の目切りにします。みじん切りにした玉ねぎと、ざっくり切ったパクチーを加えます。ライム半分を絞り入れ、塩少々を加えたら、よく混ぜ合わせます。より本場の味に近づけたい場合は、ハラペーニョなどの唐辛子をここで加えます。
炊いたもち麦1カップと茹でたブラックビーンズ3/4カップを合わせ、にんにく半かけをおろし入れます。塩少々とオリーブオイル大さじ1を加え、よく混ぜ合わせます。サルサドレッシング、もち麦ブラックビーンズを少しおいて味を馴染ませます 。
洗ったレタスを賽の目に切り、ざるなどを使ってよく水切りします。レタスの上に、もち麦ブラックビーンズとサルサドレッシングをトッピングし、スライスしたアボカドを添えれば出来上がりです。そのままでもワンプレートディッシュですが、トルティーヤで包んでメキシカンラップにするのもおすすめです。