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2019-05-09
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節約しながら、ワクワクする野菜中心生活を送るアイディアとレシピをご紹介します。


食材の無駄をなくして節約

日本は野菜が高いので、野菜中心の生活はお金がかかると思われがちです。また、節約ばかり考えていると、いつも同じような安い食材に頼りがちになって食事が質素に感じたり、食べるのが楽しみな食卓にならないということがあると思います。そこで今回は、私が実践している、節約しながらワクワクする野菜中心生活を送るアイディアをレシピとともにシェアしていきます。

これは、野菜中心生活に限ったことではないですが、食費を節約する上で、大前提となる一番重要なことは、食材を無駄にしないことです。野菜を買いすぎてしまって余った野菜をだめにしてしまう。余っている野菜が冷蔵庫にあるのに、それを使わずに、新しい野菜をまた買ってしまう。そういった無駄の積み重ねが、実は食費に大きなインパクトを及ぼしますし、食品ロスは環境にも良くないですね。

節約レシピというと、安くてボリュームのある野菜、例えばもやしを使ったものが多いですが、節約のために作ると思うと、なかなかワクワクする食事にならないと思います。一方で、例えば、カリフラワーは、一個300円から400円して高額に思えますが、うまく使えば、全く違う、見た目にもおしゃれなお料理が3品くらいは作れます。それを一品作って、余った半分を持て余してダメにしてしまうと、150円、200円は全く無駄になってしまいます。

なので、私は、無理して安い野菜だけを買うのではなく、メリハリをつけて、ちょっと高めに思える野菜でもしっかり美味しいお料理に変身させて使い切る、ということで、楽しく、心も体も満たされる食生活が送れると思います。

宅配野菜を活用して献立作り

食材の無駄をなくすのに重要なのは、一週間である程度献立を決めること。分かっているけど、一週間分献立を考えるのは面倒くさい…私も全く同じです。そこで、私は、宅配野菜を頼んでいます。

毎週一回、ビオマルシェから、野菜の詰め合わせが届きます。ビオマルシェは、豊作野菜と言って、メンバーになると、その時に豊作だった野菜を半額くらいの値段で入れてくれ、オーガニックの野菜中心に経済的に暮らしたい方にはとてもおすすめです。

あと、高知県と宮崎県から、月に一度ふるさと納税で頼んだ野菜セットが送られて来ます。その週に届いた野菜を見て、大体、これなら、これとこれとこれが作れるなとゆるい献立を作ることができます。クックパッドなどで食材からレシピを検索するのもいいですね。

何もないところから、一週間分の献立を作るのは難しいですが、届いた野菜がベースだと選択肢が狭まっているので、献立が作りやすいです。また、スーパーに買い物に行くと、ついつい同じ使い慣れた野菜ばかり買ってしまい、メニューがマンネリ化するということもあると思いますが、選んでくれた野菜だと、珍しい野菜や普段選ばないような野菜が入っているので、新しいレシピをトライするきっかけにもなっていいと思います。

全部投入レシピを味方につける

献立を考えるのが面倒な時や冷蔵庫に中途半端に余った野菜を消費したい時に助かるのが、手元にある野菜をとにかくたくさん入れて作るお料理。

以前ご紹介した、ミネストローネスープラタトゥイユは、スープ、煮込み料理として楽しんだ後にパスタソースに変身させることもできておすすめですし、今回は、宅配で届いた新鮮野菜をふんだんに使った簡単豆カレーをご紹介します。

たっぷり野菜の簡単豆カレー

レンズ豆は、浸水なしで炊くことができるので、常備しておくととても便利。たっぷりのお水に入れて沸騰させたら、弱火で柔らかくなるまで30分ほど煮ます。

その間にカレーを準備。新玉ねぎ1個をざく切りにし、他の野菜も大きさを揃えてカットしていきます。トマトは、生がなければ、缶を使っても構いません。

にんにくひとかけと同量のしょうがを深めのフライパンにすりおろし入れ、米油またはオリーブオイルを入れます。中火にかけ、いい香りがしてきたら、玉ねぎと塩少々を入れ、よく炒めます。

玉ねぎがしんなりしたら、にんじんを加え、油が馴染んだら、カレー粉大さじ1を入れ、よく炒め合わせます。トマトを加えて馴染ませたら、その他の野菜と塩麹小さじ2とお好みでターメリック少々を足します。より辛くしたい場合は、ガラムマサラを少し足してください。

混ぜ合わせたら、蓋をして、弱火で10分ほど煮込み、最後にレンズ豆を足したら、必要に応じて塩で味を調整して出来上がりです。

スーパーで賢く野菜調達

宅配野菜では足りない野菜をスーパーで買い足す時の節約ポイントは2つ。

まず、旬の野菜を積極的に選ぶこと。野菜は旬になると供給量が増して値段が下がりますし、栄養もアップしています。季節を感じる食卓は、体も心も元気になります。

そして、もう一つは、見切り品コーナーをチェックすること。

見切り品は、売れ残った野菜や輸送の途中で少し傷がついた野菜がとてもお安くなっているもので、十分美味しくいただけるものばかり。常温の野菜コーナーが広いスーパーでは、見切り品が多くあり、家で冷蔵庫に入れれば、数日間は保存が可能ですし、量が多ければ、そのまま冷凍してしまいましょう。

常備食材を活用

宅配で届いたお野菜やスーパーで買ってきたお野菜を簡単にボリュームアップして、食卓に並べるには、乾物などの常温で保存できる食材を常備しておくのがおすすめ。

よく使う常備食材は、オンラインで業務用サイズをまとめて買うと、お安くなるだけではなく、プラスチックの削減に繋がりエコですね。トマト缶やココナツミルク、豆缶などの缶詰は、近所のお店でどこがお得に買えるか把握しておくといいでしょう。

今回は、見切り品コーナーで購入したかぶ、ほうれん草、レンコンを常備品と組み合わせて、ワクワクディナーを作っていきます。

かぶとお豆の梅和え

梅干し2個は、包丁でペースト状にします。米酢大さじ1、メープルシロップ少々、お醤油少々、オリーブオイル適量を加えて、梅和えのソースを作ります。

かぶは少し残っていた茎はみじん切りに、実の部分は、適当な大きさに切ります。煮豆と梅和えのソースと合わせ、よく和えるだけ。

煮豆は、事前に炊いておいたとら豆を今回は使いましたが、乾燥の豆を多めに炊いて冷凍しておいてもいいですし、レンズ豆や緑豆のように浸水せずに炊けるお豆を使ったり、缶詰やおからを使ってもいいです。

かぶの他に、きゅうりや大根、にんじんのしりしりなど、生で食べられるお野菜であれば、そのまま、いんげんやブロッコリーなど火を通す必要がある野菜であればさっと電子レンジでスチームして同じく美味しくいただけます。

ほうれん草とひじきの胡麻和え

乾燥ひじき大さじ1は熱湯に10分ほど浸して戻します。ほうれん草ひと束は、傷んでいる部分があれば切り、一口大に切ります。 ひじきと耐熱容器に入れたら、2分ほど電子レンジで蒸します。

すりごま小さじ1、ねりごま小さじ1、醤油麹小さじ2を合わせ、ほうれん草とひじきと和えます。

ほうれん草の代わりに、小松菜やピーマンなどでもいいですし、長芋や里芋などの根菜など、その時にある野菜で作ってみてくださいね。

れんこんのはさみ焼き

かぼちゃの種、くるみは細かく刻みます。ミルサーやフードプロセッサーなどを使っても大丈夫です。

エリンギを細かく切り、かぼちゃの種とくるみと合わせたら、ごはん軽くお茶碗1杯分、味噌大さじ1、醤油麹小さじ1を加え、混ぜ合わせます。レンコンを0.5センチ程の幅に切り、タネをサンドしたら、片栗粉で薄くコーティングします。

多めの油をフライパンに熱し、中火でレンコンサンドの片面をこんがりと焼きます。ひっくり返したら、ふたをして弱火で10分ほど蒸し焼きにし、できあがりです。

エリンギの代わりにしいたけやえのきでもいいですし、シード、ナッツはおうちにあるもので、どちらかだけでも美味しく仕上がります。

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