アメリカで騒動になっているチキンサンドを、お肉・乳製品・卵不使用で作ってみたら、美味しくヘルシーなサンドになりました!
みなさんは、今年の夏からアメリカであるチキンサンドが大人気となり、奪い合いになるなど騒ぎが起きているのはご存じでしょうか? 今日は、おうちで平和に美味しく、しかもヘルシーに食べられるチキン風サンドを作っていきたいと思います。

まずは、バンズづくりから。地粉200グラムをはかり、ドライイーストを小さじ1加えて、混ぜ合わせます。今日は、信州産の地粉を使いましたが、強力粉でももちろん大丈夫です。
ボウルに水100ml、豆乳50ml、塩小さじ1/2、てんさい糖小さじ2を加え、湯煎をしてかき混ぜながら人肌程度まで温めます。温まったら、粉の材料を加えて、へらで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。こめ油大さじ1を加えて、混ぜ合わせたら、ふたをして10分間生地を休ませます。
10分後、生地がなめらかになるまで2分程度こねます。再びふたをして、温かいところに生地が2倍くらいの大きさになるまで一時間ほど置いて一次発酵させます。
打ち粉をした台に生地を取り出し広げたら、3つに折りたたみ気泡をつぶします。生地を6等分にし、丸め、オーブンシートを敷いた天板に生地同士を十分離して置きます。水で湿らせきつく絞ったふきんをかぶせ、温かいところに生地が2倍くらいの大きさになるまで1~2時間置いて二次発酵させます。
表面に豆乳を塗り、190℃に予熱したオーブンで18分ほど、パンに綺麗な焼き色がつくまで焼きます。今回は、6等分しましたが、バンズの大きさには5等分がちょうどよさそうです。
次に中にはさむフライドチキン風を作ります。乾燥ソイミート14個は、少し固さが残るくらいまでお水に浸水させ、戻し、水分をしっかりと絞ります。
マリネ液は、植物性ヨーグルト1/2カップ、塩麹小さじ1、ガーリックパウダー小さじ1/8を合わせます。スパイシーにしたい場合は、ここでお好みの量の唐辛子の粉を加えてください。戻して水分を絞ったソイミートを加えて、マリネ液をよくからめ、10~15分ほど置いて味を浸透させていきます。
薄力粉大さじ4に塩小さじ1/4、パプリカ小さじ1/8、ガーリックパウダー小さじ1/8を加えてよく混ぜ合わせます。スパイシーにしたい場合は、お好みで唐辛子の粉も加えます。マリネしておいたソイミートに粉をしっかりとつけ、余分な粉をはたきおとします。
あとは、多めの油をフライパンで熱し、中火でこんがりと揚げ焼きにするだけです。
パンに塗るヴィーガンマヨネーズは、水切りした絹豆腐150グラムに、オリーブオイル大さじ2、粒マスタード小さじ2、米酢小さじ2、いつもはここでレモン汁小さじ1を加えますが、今日は、ハーブビネガーを小さじ1加えました。塩小さじ1/2を加え、ハンドブレンダーなどでよく混ぜ合わせます。
合わせた直後はさらさらとしているため、しばらく冷蔵庫においてもったりさせていきます。
最後に全てを合わせてサンドに。バンズを半分に切り、切った面を油をしいたフライパンでこんがりと焼きます。これはお好みで、ですが、私はハラペーニョが好きなので細かく刻んで少しマヨネーズに加えます。
片方のバンズにスライスしたピクルスをのせ、フライドチキン風をのせます。もう片方のバンズにマヨネーズをたっぷりとのせ、サンドすれば完成です。お好みでレタスやトマト、グリルした玉ねぎを入れてもいいですね。

ソイミートはしっかりと下味をつけているので、大豆臭さは全くなく、香ばしいガーリックの香りとかりっとした衣が食欲をそそります。パンは、バーガー用のバンズとしてはもちろん、くせがなくどんな味付けでも合うので、パスタやスープと一緒にいただくのにもぴったり。
心も体も喜ぶチキン風サンド、是非お試しください。