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2019-07-20
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体が冷え心も低調になりがちな梅雨の時期におすすめな高野豆腐のマクロビレシピをご紹介します。


梅雨の時期、太陽が顔を見せず、雨でじとっとした日が続くと、体が冷え、心も低調になりがちです。そんな時、日本発祥の食事法マクロビオティック、通称マクロビの知恵を食事に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

マクロビのベースとなるのは、陰陽理論。熱い活動的な太陽が陽であれば、冷たく静かな月が陰。食べ物にも、陰性が強いもの、陽性が強いものがあり、環境や季節、自分のタイプ、その時の体調に合わせて陰と陽をバランスさせる食事を採ることで、健康を促進するというもの。

どんな食べ物が陰で、どんな食べ物が陽か、ヒントは自然の中にあります。陽が強い夏に育つ夏野菜は、体を冷やす陰性が強いものが多く、陰が強い冬に育つ根菜などは、体を温める陽性が強いものが多いです。季節ごとに、地元で育った旬の食材を取り入れれば、自然と陰陽のバランスが取れてきます。

じとっとした陰の季節、梅雨の時期は、というと、季節の変わり目で旬の野菜がなく、夏野菜はお店に並び始めていますが体を冷やす効果があるので、太陽の光をたくさん浴びて作られる陽性の高い乾物を普段の食事に積極的に取り入れてみましょう。

私が夏の間滞在している長野県は、高野豆腐の産地として知られ、なんと全国の生産量の9割を占めます。今回は、そんな高野豆腐を使った梅雨の時期やこれからの台風の季節、夏の冷房で体が冷えたしまった時におすすめなレシピをご紹介します。

高野豆腐の下処理

高野豆腐は水で2~3分ほど戻し、蒸し器で5分以上、芯までぷるぷると柔らかくなるまで蒸します。流水にあてて、熱いので注意しながら絞り、水が透き通るまで洗います。

高野豆腐そぼろ入り玄米おにぎり

マクロビでは、野菜を皮などを剥かずにまるのまま食べることで最大限に栄養を取り込むことが可能とされますが、その中でも、玄米は、白米のように精製されていないため栄養価が非常に高いだけではなく、陰と陽にも偏らない中庸の食材で、既にバランスが取れているため、季節を問わず主食として積極的に採りたい食材です。

下処理をした高野豆腐2個は小さくちぎってそぼろサイズに。すりごま大さじ1、醤油麹大さじ1を合わせたら、しょうが一かけをすりおろし入れ混ぜ合わせます。大葉は千切りに。

フライパンにこめ油を熱し、そぼろ状にした高野豆腐をさっと炒め、合わせておいた調味料で味付けをします。

高野豆腐そぼろと炊き立ての玄米、大葉を混ぜ合わせ、おにぎりに。

食欲がない時は、お味噌汁、お漬物と合わせれば、それだけで元気になるランチになりますね。

高野豆腐のわかめはさみ焼き

ミネラル、食物繊維が豊富で中庸の海藻は、和食には欠かせない存在。玄米と同じく、積極的に普段の食事に取り入れましょう。

乾燥わかめは水で戻します。お出汁は、昆布を一晩浸水させたものを。しいたけのお出汁は陰性ですが、昆布のお出汁は陽性。体を温めたい時におすすめです。

しょうが一かけをすりおろし、お出汁1カップ、甘酒小さじ1、醤油小さじ2を合わせ、わかめを漬け込みます。下処理した高野豆腐は真ん中に切り込みを入れ、ポケットを作り、表面に薄く塩こうじを塗り、15分ほど置いて下味をつけます。

高野豆腐のポケットにわかめを詰め、こめ油を熱したフライパンで両面がきつね色になるまで焼き上げれば完成です。

ボリューミーでおかずになる一品。わかめの歯ごたえが野菜のようですよ。

高野豆腐入り茶碗蒸し風のくず粉あんかけ

下処理した高野豆腐半分は、手で小さな一口大にちぎり、適当な大きさの器に入れます。

昆布のお出汁200ml、豆乳200mlに塩こうじ小さじ1を加えたら、コープアガー小さじ2を入れよくかき混ぜます。コープアガーは、寒天に比べて仕上がりの口当たりがなめらかになるのが特徴です。

豆乳お出汁を火にかけ、沸騰させ、アガーを完全に溶かします。高野豆腐と豆乳お出汁を合わせ、冷蔵庫に入れて固めます。

固まったら、冷蔵庫から出し、食べる前に常温にしましょう。その間に、あんを準備。昆布のお出汁1カップ、練梅小さじ3、くず粉大さじ1を合わせます。

くずは体を温め、腸の働きを助ける効果がありますので、あんを作ったり、とろみをつけるのに使ってもいいですし、寝る前に葛湯を飲んでリラックスするのもいいですね。

よくかき混ぜたら、強火にかけ、かきまぜながら透明になりとろみをつくまで加熱します。茶碗蒸し風に熱々のあんをかけていただきます。

体が芯から温まり、梅干しのクエン酸で季節の変わり目に低下しがちな代謝も高まりますよ。

高野豆腐のくず粉から揚げ

下処理した高野豆腐2個を手で適当な大きさにちぎります。醤油小さじ3、しょうが汁小さじ1を高野豆腐にもみこみ、15分ほど置いて下味をつけます。

すりおろした長芋大さじ2、薄力粉の代わりに、大豆をまるのまま挽いた大豆の粉大さじ1と1/2を合わせ、下味をつけた高野豆腐をよくもみこみます。

くず粉をしっかりとまぶしたら、フライパンに多めの油を熱し、揚げ焼きにします。

高野豆腐と言われなければ、分からないくらいの完成度。そのままでももちろん美味しいですが、しっかり衣がついていて冷めても美味しく食べられるのでお弁当に入れるのもおすすめです。

マクロビの世界は奥が深く、陰陽を考え始めると何をどう食べればいいのか迷いがちですが、大前提は、自然のものをなるべく自然な形で食べること。農薬を使わず、地元の自然のサイクルの中で育ったものを、まるのまま、化学調味料などを加えずに食べれば、気づかないうちに、マクロビ生活になることでしょう。

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