今日は、じめじめした梅雨の時期に美味しいきんきんに冷えたビールにぴったりなお料理4品をご紹介します。
スパイシーポテトとグアカモレ

じゃがいもは4等分に切ります。
オリーブオイル大さじ2、赤唐辛子の粉小さじ1/8、ガーリックパウダー小さじ1/8、パプリカ小さじ1/4をよく混ぜ合わせ、スパイスオイルを作ります。
じゃがいもをスパイスオイルでしっかりとコーティングし塩少々をまぶしたら、230℃に予熱したオーブンで30分ほどじゃがいもに火が通り美味しそうに色づくまで焼きます。
メキシカンの定番ディップ、グアカモレは、よく熟したアボカド2個を一口大に切り、ライム1個分を絞り入れたら、フォークなどでマッシュします。私はちょっと歯ごたえが残った方が好きですが、スムースにマッシュしてもいいですよ。
紫玉ねぎ1/4個は、細かいみじん切りに、トマト1/2個は、種を取り除き、みじん切りにします。パクチーはざく切りに。グアカモレは通常ハレペーニョという唐辛子を入れますが、日本では手に入りにくいため、辛く、より本場の味に近づけたい場合は青唐辛子を少し刻んでいれましょう。
アボカドと全ての野菜を混ぜ合わせ、塩少々で味付けすれば、グアカモレの完成。
スパイスポテトのディップとしてグッドマッチですし、たくさん作ってトルティーヤチップスと並べればパーティーフードにぴったり。止まらなくなる美味しさなので、食べ過ぎには注意です!
ふわふわ高野豆腐カツとタルタルソース

ふわふわの高野豆腐をヘルシーなフライにし、ソースには、らっきょうの甘酢漬けでタルタルを。
高野豆腐は水で3分ほど戻し、蒸し器で5分ほど蒸すか、電子レンジで2~3分加熱したら、流水で水が透き通るまでしっかり絞りながら洗います。この下処理をしておくと、出来上がりがぱさぱさとせず、ふっくらぷりぷりとしますよ。
パン粉には、タイムやオレガノなどお好みのドライハーブを少々混ぜ合わせます。山芋をすりおろし、塩を少々加えたら、高野豆腐をコーティングし、パン粉をしっかりとつけます。
フライパンに多めの油を熱し、高野豆腐を前面こんがりと揚げ焼きにします。
タルタルソースは、まず卵不使用のマヨネーズを作ります。水切りした絹豆腐半丁、オリーブオイル大さじ2、お好みのお酢小さじ2、レモン汁小さじ1、マスタード小さじ1、塩少々を合わせ、ブレンダーにかけます。
らっきょうの甘酢漬けは、みじん切りに。こちらは、以前の動画でご紹介した自家製のもので、とても美味しく漬かりました。らっきょうとマヨを合わせれば完成です。
高野豆腐のフライはヘルシーだけではなく、冷めても柔らかく美味しくいただけますよ。ヴィーガンマヨとらっきょうの甘酢漬けのタルタルはスパイスポテトのディップにも合います。余ったらサンドイッチに入れるのはいかがでしょうか。
パニールティッカ風

パニールティッカ風、豆腐のマサラロースト。
ティッカは、インドのタンドリー料理で、一口大に切った食材をマサラソースでマリネし、ローストするもの。 インドのカッテージチーズ、パニールのティッカがポピュラーですが、今回はお豆腐で作っていきます。
豆乳ヨーグルト1/2カップ、ターメリック小さじ1/8、赤唐辛子の粉小さじ1/4、ガラムマサラ小さじ1/2、塩小さじ1/2を合わせ、マサラマリネソースを作ります。水切りした木綿豆腐を一口大に切り、1/2個分のレモン汁を絞りかけたら、マサラマリネソースを入れ、最低30分、できれば2時間ほど冷蔵庫でマリネにします。
マリネしたお豆腐からソースを軽く取り除き、オーブントースターで13分ほどでこんがり焼けば完成。
よりチーズ感を出したい場合は、塩こうじで3~4日漬けたお豆腐を使うのもおすすめですよ。
セビーチェ風

さっぱり系も。ペルーのセビーチェ風。
セビーチェは白身魚のお刺身で作るマリネ。今回は、お刺身こんにゃくを使って作っていきます。
お刺身こんにゃくは切れていないタイプであれば、一口大に切ります。
紫玉ねぎ1/4個を薄切りにして加え、ライム1個分を絞り入れます。パクチーはざく切りにして入れ、塩で味付けします。本場ペルーでは、更に黄色の唐辛子を入れますが、日本では手に入りにくいため、より本場の味に近づけたい場合は、青唐辛子を少し刻んで入れてください。ペルーでは、このマリネ液をleche de tigre、虎のミルクと呼び、汁だけすすって飲んでしまうほど、みんな大好きです。
少し置いて味を馴染ませてからいただきます。